ひとくち健康メモ ≫ ストレスと高血圧
ストレスと血圧が高い状態(高血圧)は無縁ではありません。
身体的、精神的にストレスを受け、緊張状態になると、副腎からアドレナリンの分泌が促され、交感神経が優位になり血圧が上昇します。
ストレスによる血圧上昇でもっとも注意したいのは、脳卒中や心筋梗塞などの引き金になることです。




     
     
自分では気づかない間にストレスを感じている場合があります。
次の様な症状がみられたら、ストレスを疑ってみましょう。
1. 睡眠不足 3. 胃や腸の痛み
2. 風邪をひきやすい 4. 頭痛、肩こり
     
ストレスがあると脳の緊張時間が続き、なかなか寝付かれません。無理に寝ようとせず、音楽を聴いたり、本を読むなど脳をリラックスさせる時間を作るようにしましょう。
また、寝る30分〜1時間前に、ぬるめのお湯につかると、眠りやすくなります。
適度な運動や趣味を持つことにより、体の緊張を取り、ストレス解消することができます。特に運動により、血圧を下げる物質(タウリンやプロスタグランジンEなど)を増やし、血圧を上げる物質(カテコールアミンなど)を減らす効果もあります。

ストレスによりタンパク質、ビタミンC・Eが消費されます。
肉や魚などの良質のたんぱく質と野菜などのビタミン類をしっかりとるようにしましょう。
カルシウムは、脳の緊張を静める働きがありますので、牛乳や小魚類もしっかりとるようにしましょう。