ひとくち健康メモ ≫ 脳の活性化




     
一般的に20才を過ぎると、脳の神経細胞は、1日に10万個死滅するといわれています。
しかし、脳の衰えには大きな個人差があり、皆同じように脳が衰えるわけではありません。
体を鍛えれば、年を取っても若々しさが保てるように、
脳も鍛えれば衰えを防ぐことが出来ます。
     
脳は、「右脳」と「左脳」に分かれていて、基本的に右脳では「直感・ひらめき」を、左脳では「言語・倫理」を司っているといわれています。この「右脳」「左脳」をまんべんなく使うことで、両者をつないでいる神経伝達回路「シナプス」が活発に働きだします。


脳の神経細胞の死滅とともに、シナプスが弱まることが脳の衰えの原因となっています。
     
料理、日曜大工、園芸など準備から仕上げまでの組み立て、時間配分、完成想像など色々な事を考えたり、記憶する事が脳の活性化につながります。
美術、音楽、旅行など知的好奇心が脳を活性化させます。

人との会話で、言葉を考える、声を出す、相手の顔色や気分を伺うといった脳の広い分野を活性化させて、バランスよく鍛える事ができます。
手紙を書く事も効果的です。

テニスやゴルフ、卓球など道具を使うスポーツは、体とボールの間に道具が入る事で、距離感をつかむのが難しくなり脳が活発に働きます。
走ったり、歩いたりと単調な行動も、意識しない間に、ぼんやりと考え事をしています。又一定のリズムでの行動が、脳に刺激を与え、リラックス効果が得られます。