気になる目の病気 ≫ ドライアイ




   
・目が乾いた感じがする。
・目が疲れる。
・目がゴロゴロする。
・目が重い。
・目がショボショボする。
・まぶしい。
・目ヤニが出る。
・かすんで見える。
・何となく目に不快感がある。
・目が充血する。
・涙が出る。
・目が熱い。


この症状が5つ以上あればドライアイかもしれません。


   

眼球表面の涙液の量が減ることがドライアイの最初の原因です。それには、涙の分泌低下と涙の蒸発が多くなることの2つが影響しています。
夏のクーラー、冬の暖房のきいた部屋にいると、目の表面から涙が蒸発しやすくなります。
又、ドライアイは、秋から冬にかけての季節の変わり目に症状が強く出る人が多いです。


パソコン、読書など何かに集中していると、「まばたき」が少なくなってきます。その結果、涙の蒸発が進む反面、分泌が減少し、涙の膜が途切れてしまいます。


コンタクトレンズを装着することにより、目が乾燥しやすくなったり、まばたきが不完全になることにより、涙の分泌が低下します。又、レンズの汚れや傷が涙膜を不安定にすることがあります。

中年の女性に多い病気で、目、口、鼻などの粘膜が乾燥します。涙はほとんど分泌されないので、強いドライアイの症状が出ます。




   




   

点眼薬は、5分くらいで吸収、排出されますので、こまめに点眼することが大切です。ただし、角結膜障害を防ぐ為に、防腐剤の入っていない人工涙液を点眼します。
又、保水効果のあるヒアルロン酸配合の点眼薬もドライアイの治療に効果的です。


   

 メガネ、コンタクトレンズの度数チェック
視力低下やメガネ、コンタクトレンズの度数が合わなくなり、目を凝らして物を見ていると、まばたきが減ってしまいます。ドライアイの治療には視力検査が欠かせません。


 パソコンの置く位置
上を見ると大きく目を開けますので、それだけ涙の蒸発がすすみます。パソコンは照明が反射しない場所で、ディスプレイは目線より下になる様にします。テレビも同じ様にしましょう。


 空調の注意点
風が直接あたると目は乾きます。
エアコンは直接風があたらない様、風向きに注意しましょう。湿度も低くなり過ぎない様に、加湿に心がけましょう。




 適度な休憩
目を使う作業をするときは、意識してまばたきをする様に心がけ、適度な休憩も取る様にしましょう。
暖かい濡れタオルで目を暖めるのも良い方法です。