気になる目の病気 ≫ 緑内障
緑内障は、視神経が障害され視野がだんだん狭くなる病気です。


 緑内障は眼圧が高くなると起こるのですが、眼圧が高くても視力や視野に影響をおよぼさない高眼圧症があります。反対に眼圧が正常でも視神経が障害される正常眼圧緑内障があります。
又、他の病気などにともなう続発緑内障があります。
特に近年40才以上の28人に1人が正常眼圧緑内障と言われています。
 一度失った視野は戻ることはありません。進行する前に緑内障を見つけることが唯一の予防策です。40才を過ぎたら年1回定期的に眼科を受診しましょう。








     
目に軽い空気をあてる検査です。空気圧によって
角膜を圧平することにより眼圧を測定します
器具で角膜を圧平することにより
眼圧を測定します。
     
視神経が集まっている視神経乳頭の状態を調べます。
眼底を2画面同時撮影し、専用ステレオビュアーを用いて視神経乳頭を立体的に観察します。
     
緑内障の初期には、視野全体がやや狭くなったり部分的に感度
が低下しますが、自覚症状は余りありません。進行するにつれ
て見えない部分を自覚する様になってきます。
時間のかかる視野検査を短時間で行う視野のスクリーニング検査です。
片眼約1分くらいの検査です。
静的視野検査で、緑内障の診断に大切な検査です。
定位置での網膜の光の感度を認識する事により視野の欠損部分等を検出します。
片眼10分くらいの検査です。
     
隅角鏡を使って、目の中を循環している水の出口(隅角)の広狭をみます。
※正常眼圧緑内障(NTG)の自己診断
 http://www.ntg40.jp/index2.html で自己診断が出来ます。